音観

保育所の頃にはエレクトーン教室に2年程度行かされた。

毎週音当てテストみたいなのがあったのだが、ほかの生徒が全員ちゃんと答える中、音感が一切なくランダムで答えを言っていたのでほとんど当たらなかった。幼少期に倣えば結構何でもよくなるという考えを今も少し持っているのだが、唯一音楽に関しては何も身につかなかった。中学生の頃はその苦手意識から音楽のプリントを挟むファイルに「音我苦」と書いていた覚えがある。確か音楽教師がそんな当て字を教えてくれたんだけど悪い教えだった。

センター試験当日の英語のアクセント問題(一番最初にあるやつ)は、テスト前に事前に鉛筆を転がして出た目で回答を塗りつぶしていた。時間をかけても無駄だから。あと、よくあるアクセントの↑,↓という表現もわかっていない。 

 

ただ、大学生ぐらいになって、近くにTSUTAYAがあったりyoutubeニコニコ動画が盛んなこともあって苦手意識があった音楽もそのころにはなんだかんだ聴くようになり、ライブにも行くようになっていた。

 そういえば大学に入るまで拍を取るという行為が出来なかったのだが、ジャグリングで必要に迫られかろうじて習得した。でも未だに裏拍は分からん。裏って何だよ裏って。正々堂々俺と向き合え。

 

音楽関連で変わっているのかなと思うことが曲名と歌詞を一切覚えていないということ。ライブチケットのためにファンクラブに入るまでをした好きなバンドがあり、大体の曲(150曲くらい?)は100回ほど聞いているのに、曲名と曲が一致している曲が数曲しかなく、歌詞の中身もほとんど知らない。ライブに行っても終始「この曲聞いたことあるけど曲名わかんないな」みたいな状態になっている。セットリストを公開されても「そうなんだっけ?」という顔になる。まあでも音の振動に合わせて体揺らしているだけでライブは楽しいからそれはそれでいいのかも。俺は雰囲気で曲を聴いている。

 

楽曲については曲の歌詞を理解したい派とそうでない派がいると思うのだが、断然後者で音としてBGMとして気持ちよく耳に入ってくればいいという気持ちでいる。好きな作曲家も、「歌詞なんてリズムにあってりゃいいぜ!」的なことを言っていた(かなりの拡大解釈だが)ので安心した。歌詞なんて考えた本人じゃないと意味わからなくない?という思考放棄をしている。でも"震えて"歌詞の共感を得るもいるし色々ある。

 

終わり。

 

最後の最後に最近聞いて良かった曲

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